君に届くな

好きだけど届くな それが幸せ

一年越しの「罪と夏」感想文

メンバー主演舞台×2も無事に幕を閉じ(スパヒロはまだ大阪公演があるけどね)、余韻に浸る間も無く今度はサマステ初日まで1ヶ月を切っている。ありがたいけど余韻は欲しいよね、余韻。


お恥ずかしながらサマパラ'20の罪と夏が好きすぎて、ほぼ一年が経とうとしているのに未だに懐古しては悶えている。今年の夏は今年しかないし、今年のサマステは今年しかないのである。いい加減サマパラ'20の呪縛から解き放たれるためにも、周回遅れなのは重々承知ながら7MEN侍ver罪と夏について記事を書いていく。もはや7MEN侍のオリ曲か!?というくらいの勢いで語るので、どうかエイターの皆さんは気を悪くしないでほしい。

好きすぎてありありと思い出せるのでということにしてください、それぞれのパートごとに好きなところを書き綴っていく。そもそもリレー形式というのがもうエモい。エモいとか言いたくないけどエモい。

 

【嶺亜パート】

来たぜ夏!〜熱っちゃちゃちゃちゃ

まず前提として、わたしはアイドル時の中村嶺亜は正統派可愛いキャラだと思っている。もちろんそれだけでなく、思わずひれ伏してしまいたくなるような強さもあるのだけど、アイドルとしてマイクを持つときの彼は誰がなんと言おうと可愛いのだ。その彼が何かよくわからない歌詞(失礼)をぴょんぴょん飛び跳ねながら歌うのって、最高に可愛いの塊じゃん!?!?その後に彼のソロ曲があったというセトリの事情があったからだとは察するが、初っ端に彼のパートを持ってきたのは正解だと思う。


【今野パート】

ほら見つけた〜淡い鼓動

罪と夏のAメロって優しい言葉が並んでいて、琥珀糖のようにキラキラ輝く甘さがあると思う。その優しさ、甘さを、同じく歌声に甘さのある今野さんに当てたのは完全に砂糖菓子を意識しているとしか思えない。でも下品な安っぽい甘さじゃなくて、小箱に入れて大切な人へ贈り物にするような ふんわりとお上品な味わい。愛のビーナスという単語を、メンバーに愛されてやまないこんぴちゃんが歌うのもたまらない。


【矢花パート】

濡れた髪キラッ〜君が微笑みかける

矢花さんの歌声はクセがないし悪く言えばパンチがないのだけど、でもそれがここでは功を奏して優しい甘さに包んでくれている。「渚」という単語も、海!とか表現しないところも文学的で、彼自身の持つ優しさと歌詞の優しさがピッタリとマッチしているように思う。


【大光パート】

「誘ってんじゃね?」〜胸鳴らせ

過去に性被害にあった旨を当時お付き合いしていた人に話したところ「それはお前(=わたし)が誘ったからだ」と言われ振った思い出があるので(突然の暗い告白)、個人的に「誘ってる」というのは地雷ワードなのだが、大光ちゃんが言うといやらしさがないし「バカだなぁ」って笑いたくなる。やんちゃユアボディって単語も、年相応なムフフな感じを想像してるのかなと微笑ましくなる。


【本髙パート】

真夏の俺らは〜キスマーク飛ばす南風

キ、キ、キターーー!!(ご乱心)

真夏の俺らは罪なのさ、と気取っているような歌詞を歌ったかと思えば「思い出じゃなくて好きになってよ」ですよ???こんなにも大好きなのに、まだ好きになって欲しいの?って胸が苦しくなる一節。何度も何度も〜で腰?背中?に手を当ててスキップしながら進んでいくのが可愛すぎてそこだけ一生リピートしたい。


【琳寧パート】

今 君の〜ハートの防波堤

琳寧も歌い方に比較的クセがなく、まっすぐ伸びやかな歌声なのでキラキラアイドルソングやアップテンポなラブソングが似合うと思う。もっとこういう曲歌おうよ。

「八月の全てくれないか」ってよくよく考えたらすごく大胆な告白だと思うのだけど、でもそれさえも躊躇なくサラッと伝える情景が浮かぶのはきっと彼の人柄や歌い方と重なるからだと思う。


【全体パート】

「一夜限りの過ちでもほら夏だしさ」ってもうド直球って感じだけど、でも彼らが歌うとそんなにいやらしさが無いし むしろ手を出せずにオールで漫画読んじゃいました〜みたいな健全な感じになりそう。知らんけど。

自分語りばかりで申し訳ないのだが、わたしはこのサマパラが本髙担を名乗るようになってから初めてのイベントだった。それまでも彼のことは好きだったけど本髙担を名乗る覚悟が決まらなかったし、何となく推しとか好きとかいう言葉で誤魔化していたのだけど「運命サンセット」という言葉で本髙担としてジャニオタに戻ろうと心が決まったし、彼らについていくのはまさに運命なのだなと思った。そこでまた畳みかけるメンバー全員の「思い出じゃなくて好きになってよ」である。もうとっくに大好きだよ。

 

以上、しゃるろっと的 罪と夏感想文である。これ以上の選曲はないと思いつつ、でもこの夏はきっと昨年を超えてくれるだろうと期待している。今年の夏は今年しかないのだから。