君に届くな

好きだけど届くな それが幸せ

新米ゴーラーによるかき氷レポ

2022年晩夏、いきなりかき氷にハマった。

きっかけは友人とスイーツを食べに行くことになり、インスタで色々調べているうちにかんなに行った方々のポストを見たこと。事前予約の都合でそのタイミングでは行けなかったのだが、かき氷ということを忘れる見た目の美しさに惹かれ後日一人で食べに行った。ハマり始めが夏の盛りも過ぎた頃だったので徐々にシーズンオフを迎える店舗もあり、滑り込みを狙っているうちに気づけばハイペースでかき氷を食べに行くかき氷オタク(界隈ではかき氷er→カキゴーラーゴーラーというらしい)になってしまった。

かき氷というと屋台のガリガリのアレを想像する方も多いかもしれないが、近年のかき氷は芸術品を思わせるほど見た目も美しく、また食事と同じくらいボリューミーなものも多いのである。シロップ、氷、ビジュアル、全体の構成……どれをとってもこだわりが詰まっていて、すっかりかき氷の虜である。

ラーメンとの掛け持ち、駆け出しゴーラーとしてはかき氷は事前予約が必要だったり、台帳制で何時間も並ばなければならなかったりと来店のハードルがやや高く感じた。ラーメンは予約いらんしねぇ……。そんなゴーラー界隈ではあるが、初心者でも行きやすいお店をピックアップしたので是非参考にしていただきたい。


かんな(三軒茶屋)

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かき氷沼に引きずり込んだきっかけのお店。食べログ百名店に3年連続で選ばれているそうで、かき氷界のトップクラスとも言えるだろう。

夏は予約必須なのだが、初秋を過ぎた今の時期だとおそらくフリーで入れる。三軒茶屋駅から10分強歩くので、むしろ少し涼しいくらいがちょうどいいかも。9月〜10月でかき氷を終了する店も多い中、通年食べることができるのもポイント。昭和女子大学人見記念講堂で現場がある日におすすめ。


fuwariの秘密基地(用賀)

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6月〜10月半ばまでかき氷の提供をされている。完全予約制かつLINEのメッセージで予約なので予約時は少し緊張するが(?)、お店の方が一通一通優しく返信してくださるので必要以上に気負うことはないだろう。

ピオーネとブラックオリンピアのかき氷を食べたのだが、シロップは砂糖を使わず長時間煮込んだのだそうだ。さっぱりなのに、食べ応えはある美味しくて不思議な一杯だった。

ご夫婦で経営されているのだが、職人のように一つ一つにこだわりをもつご主人と、あたたかく人柄の良い奥様のご自宅にお邪魔したかのような心のこもった雰囲気も良い。既に今年のかき氷営業は終了してしまったが、来シーズンも絶対行きたいお店。


いちょうの木(北品川)

つべこべ言わずに見て欲しい。

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まずビジュアルが可愛くない!?!?!?まさしくか美術品である。お店のインスタでは他にも可愛らしい作品(と言いたくなるくらい可愛いかき氷)が見れるので、是非インスタも見て欲しいと思う。

もちろん味も最高。この時いただいたブルーベリーカマンベールパイは、パイとクッキーのサクサクとした食感やブルーベリーの甘酸っぱさとカマンベールチーズソースの濃厚さが互いに引き立てあっており語彙力のないわたしは最高!優勝!みたいなことしか言えなくなっていた。かなしい。

他店に比べるとやや小ぶりなサイズなので、食べてる途中にお腹いっぱいになってしまったり味に飽きたりすることがないのも嬉しい。2〜3杯ならペロリでいけちゃいそう。通年いただくことができるのもポイント。品川駅から一駅なので、品川ステラボールZepp Hanedaで現場がある日におすすめ。

 


まだまだ語りたいお店はたくさんあるのだが、ひとまずこれくらいにしておこうと思う。

かき氷そのものをレポするアカウントは沢山あれども、現場情報と絡めながら紹介する記事はなかなかないと思うし(思い返せば御朱印記事の時も同じことを考えていた)ドルオタのわたしならではの視点だと思うので、ジャニオタ御用達の銀座編や遠征組さんが夜行バスに乗る前後で行けるような新宿編なども書きたいな。