ヘアドネーションをした話

アスパラベーコン！しゃるろっとです。すっかりご無沙汰しております。

先日ピーーー歳(※モザイク音)の誕生日だったのだが、その日に心機一転髪を30cm以上切ったので記事にしようと思う。

遡ること大学生時代。ロングヘアだった友人がある日バッサリと髪を切りショートヘアにしていた。よくよく話を聞くとヘアドネーションのためとのことだった。ヘアドネーションとは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動である。本来ごみとなって捨てられるような髪が巡り巡って人のためになることに感銘を受け、自分自身でもやってみることにした。そして3年前、初めて寄付することができた。今回は2度目のドネーションである。

3年ほど前までは団体によっては20cmほどからでも受付してもらえたのだが、昨今の傾向としてどの団体も31cm以上に足並みを揃えたようだ。*1途中で「今日にでも切ってしまいたい……」と思う瞬間が何度もあったのだが、ドネーションするのだ！という強い意志を思い出し毛量を減らす程度で思いとどまった。

そしてビフォー！

アフター！

30cm以上髪を切るとシャンプーもドライヤーも楽なんですわ……。ここまで短くすることが人生で数えるほどしかなかったので少々不安だったのだが、たくさんの人に褒めてもらい嬉しかった。

カラーを何度もしているためカラーをしていても受け付けてもらえるJapan Hair Donation & Charity（ジャーダック,JHD&C）｜ヘアドネーションを通じた社会貢献活動というNPO法人に寄付をしたのだが、発送して約1週間後には可愛らしい受領証もダウンロードすることが出来た。

微力ではあるが少しでもヘアドネーションが広まるためのお手伝いができればいいなと思う。もちろんそれぞれの考えや好み、ライフスタイルがあるのは重々承知しているが、ロングヘアを切ろうと思っている人は一度ドネーションを検討して欲しい。

*1:二つ折りにした毛髪をベースの生地に植毛していくため、31cmの髪の毛だと半分に折って約15cmの長さになる。ウィッグを希望する子どものほとんどが女の子で、また彼女たちはロングヘアを希望しているらしい。